セルフロックグリース

NOXLUB

滑るのに、滑らせない、摩擦力のコントロールを実現する潤滑剤

※「NOXLUB」は、NOKクリューバーの登録商標です。(商標登録1625094、5652781号)

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製品説明

セルフロックとはウォームギヤがもつ、ウォーム側からの入力では回転し、ホイール側からは回り出さない特性です。汎用グリースではこの性質を損なう恐れがありますが、セルフロックグリースは、摩擦力のコントロールによりウォームギヤ本来のセルフロック性を維持しつつ、潤滑することを可能にした製品です。

特長

    1. 摩擦特性を制御することで、ウォームギヤなどのセルフロック性能を向上させます。
    2. 外部ブレーキやロック機構を削減でき、設計の簡素化とコスト低減に貢献します。
    3. 停止時の位置保持力を高め、外力による逆転やズレを防止します。
    4. 潤滑性能と保持性能を両立し、機械の長寿命化と信頼性向上を実現します。
    5. 多くのゴム、プラスチックに使用可能で、低温性に優れています。

特性

NOKクリューバーのセルフロックグリースは、従来の潤滑剤では実現できなかった停止時の保持力と動作時の滑らかさという二つの相反する特性を同時に発揮する機能性グリースです。特殊配合された固体潤滑剤の働きにより、機構が静止している時には摩擦係数を高めて外力による逆転やズレを抑えながら位置をしっかり保持し、動作時には摩擦を低減してスムーズかつ効率的に力を伝えます。これは、モーター駆動部やギヤ機構、特にウォームギヤや昇降機構のようにセルフロック性が求められる用途において、本来のセルフロック性能を高めるだけでなく、外付けのロック機構やブレーキ装置の削減・簡素化につながり、設計の自由度向上やコスト削減、システムの軽量化にも貢献します。セルフロックグリースは、摩擦特性の巧みな制御により力を受け止める・動きを伝えるという両立が難しい性能を可能にし、信頼性の高い機械挙動と機構全体の耐久性向上をサポートします。


評価試験

ピンオンディスク試験(弊社オリジナル法)

下記試験条件で静摩擦係数および動摩擦係数を測定しました。一般的なグリースであるリチウム石けんグリースは、静摩擦係数が0.07、動摩擦係数が0.06と差が小さい結果となりました。動摩擦係数と同様に静摩擦係数も小さいため、リチウム石けんグリースを塗布するとウォームギヤの持つセルフロック特性を発揮することが難しくなります。これに対し、「NOXLUB」 TB 0329は、静摩擦係数が0.26、動摩擦係数が0.11と、静摩擦係数と動摩擦係数の差が大きい結果となりました。静摩擦係数が高いことにより、ホイール側からは回り出さないセルフロック特性をしっかりと発揮させる一方で、動摩擦係数は小さくなるため、ウォーム側からの入力は効率的に力を伝達します。「NOXLUB」 TB 0329は、滑るのに、滑らせない、二つの相反する特性を同時に発揮する機能性グリースです。


【試験条件】

接触状態    : 線接触

荷重      : 7kg

速度      : 5mm/s

温度      : 80℃

上部試験片   : POMシリンダー(Φ10mm)

下部試験片   : S45C(鏡面:Rz0.2μm以下)

μ測定      : しゅう動1回目の静・動μ


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活用例

・セルフロック特性が必要とされる機械や装置、パワーウィンドウのウォーム減速機、車載の電装部品・補機部品、家電製品や事務機器

製品ラインアップ


※「SEALUB」はNOKクリューバーの登録商標です。 (商標登録5652781号)

※「グライトパン」はNOKクリューバーの登録商標です。 (商標登録5552576、5552577号)

※「UNISILKON」はKlüber Lubrication München GmbH & Co. KGの登録商標です。(商標登録3140009号)

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製品の詳細はNOKクリューバー株式会社のWebサイトをご覧ください。