ロボット用潤滑剤

優れた耐摩耗性で耐久性を向上し、メンテナンス頻度を低減

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特長

  1. 耐摩耗性に優れているため、潤滑剤自体の寿命が長く、メンテナンス頻度の削減に貢献します。
  2. 低温時でも軸受トルクが非常に低いため、消費電力の削減に貢献します。
  3. 温度・粘度特性に優れているため、温度変化による粘度の変化が小さく、広い温度範囲で安定した油膜を形成します。

特性

より重いものをより早く、正確に運ぶため、ロボットは日々進化しています。関節部の減速機にはより強い負荷がかかり、精密な動作を維持するために、潤滑剤には優れた耐摩耗性が求められます。ロボット用潤滑剤は、優れた耐摩耗性を発揮し、減速機の耐久性向上に貢献します。また、オイルシール用低トルクグリースやケーブル保護用オイルなどもラインアップしています。

評価試験

FE8軸受摩耗試験(DIN 51819)

軸受に潤滑剤を封入し、規定条件で回転させた後、試験後の軸受を分解して重量を測定し、コロ(円錐形の転動体)の摩耗量を測定しました。ロボット用潤滑剤Klübersynth GE 44-51は、鉱油系高荷重用グリースに比べて約5分の1の摩耗量に抑えられました。この結果から、ロボット用潤滑剤Klübersynth GE 44-51は耐摩耗性に優れていることが示されました。

【試験条件】
軸受     : テーパローラ軸受
回転数    : 75 rpm
荷重     : 50 kN
軸受温度   : 80℃
試験時間   : 500h



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採用イメージ

  • 波動歯車減速機
  • オイルシールの潤滑
  • ケーブルの潤滑

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製品の詳細はNOKクリューバー株式会社のWebサイトをご覧ください。