生分解性潤滑剤

二酸化炭素と水に分解され、環境負荷を低減

特長

  1. 微生物によって二酸化炭素と水に分解される物性、生分解性を有するため、万が一水中に流出しても環境負荷が少ないです。
  2. EUエコラベルに認定されている製品もあるため、より環境に配慮することができます。
  3. 耐摩耗性に優れているため、機械の寿命延長に貢献します。
  4. 付着性に優れているため、水に流されにくく、潤滑剤の交換頻度を減少させることができます。

特性

日本政府の2050年のカーボンニュートラル実現の目標もあり、環境配慮へのニーズはますます高まっています。
NOKクリューバーは、バイオマス由来の原料を使用した生分解性を持つ潤滑剤をご用意しております。不慮の事故などによる機器からの潤滑剤の漏洩があった場合でも、環境中への流出時の環境負荷・影響が小さい環境配慮型潤滑剤です。
また、バイオマス由来の原材料を独自技術で改質しており、一般工業用潤滑剤と遜色のない性能を有しています。



バイオマスとは:
生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、エネルギーや物質に再生可能な動植物由来の資源(石油や石炭などの化石資源を除く)を指し、廃棄物系資源、未利用資源、資源作物があります。

評価試験

生分解性試験

生分解性とは、微生物によって有機化合物が二酸化炭素と水に分解される性質を示します。生分解性の代表的な測定方法としてはOECD法が用いられ、OECD 301 Fにおいては60%以上の生分解性を示すものが生分解性潤滑剤として規定されています。

製品ラインアップ

生分解性潤滑剤として、オイルおよびグリースをそれぞれ3種ラインアップしています。


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採用イメージ

  • ワイヤーロープの潤滑
  • 農作物収穫機のチェーンの潤滑
  • 水力発電設備
  • アミューズメント施設
  • 港湾クレーンのギヤや軸受

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製品の詳細はNOKクリューバー株式会社のWebサイトをご覧ください。