蓄電池用潤滑剤

水分量を抑え、ドライルームでの使用に最適

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特長

  1. グリースに含まれる水分量を低く抑えています。
  2. 金属成分を含まないため、電池特性の不良となる要因を低減することが可能です。

特性

蓄電池の中でも代表的なリチウムイオンバッテリーは、製造環境中に水分が含まれると性能低下の要因となります。そのため、リチウムイオンバッテリーはドライルームなど、空気中の水分をできる限り排除した環境下で製造されます。一部の金属石けんを増粘剤とした潤滑剤は、製品中に水分を含む場合があります。蓄電池用潤滑剤は、製品中に含まれる水分が非常に少なく、ドライルームの使用に適した製品です。

評価試験

水分測定(カールフィッシャー法)

カールフィッシャー法により、潤滑剤中に含まれる水分量を測定しました。
比較対象の鉱油/Li石けんグリースの水分量は0.03%、PAO/Ba-comp.グリースは0.04%であるのに対し、蓄電池用潤滑剤「BARRIERTA」BFV 402の水分量は検出限界以下でした。このことから、「BARRIERTA」BFV 402は水分をほとんど含まないため、ドライルームの使用に適しています。



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採用イメージ

  • ドライルームでのしゅう動部の潤滑
  • 金属成分の含有が望ましくない環境でのしゅう動部の潤滑

お問い合わせ


製品の詳細はNOKクリューバー株式会社のWebサイトをご覧ください。