極低温用フッ素グリース

マイナス80℃でもなめらかで、低トルクを実現

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特長

  1. 極低温(マイナス80℃)環境でも潤滑性を維持し、低温時においても機器や設備の消費電力の低減に貢献します。
  2. 高温時の耐久性もあり、マイナス80~180℃の幅広い温度範囲で使用可能です。
  3. 薬品、溶剤、燃料による溶出に強いフッ素系材料を採用し、溶出のリスクを低減します。



「NOXLUB」は、NOKクリューバーの登録商標です。(商標登録1625094、5652781号)

特性

極低温用フッ素グリース「NOXLUB」KF 0323は、低温環境で駆動する機械や設備の省エネと安全性に貢献します。マイナス40℃の低温環境での検証において、汎用グリースは低温環境で固体状に変化しますが、極低温用フッ素グリースは低温環境でも流動性を確保します。


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    汎用グリース
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    極低温用フッ素グリース「NOXLUB」KF 0323

評価試験

極低温用フッ素グリース「NOXLUB」KF 0323と汎用グリース、従来の低温用フッ素グリースとの比較を低温軸受トルク試験で実施しました。マイナス40℃での低温トルク試験(JIS K2220.18)では、汎用グリースと比較してトルクが約95%低減します。また、弊社オリジナル法によるマイナス75℃での低温トルク試験では、従来の低温用フッ素グリースと比較してトルクが約50%低減します。



マイナス40℃での低温トルク試験(JIS K2220.18)

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マイナス75℃での低温トルク試験(弊社オリジナル法)

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採用イメージ

  • モーター(軸受)
  • ブレーキ(ボールねじ)
  • 設備(軸受、ボールねじ、しゅう動部)

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お問い合わせ


製品の詳細はNOKクリューバー株式会社のWebサイトをご覧ください。