PG25耐性Oリング

AIデータセンターの熱対策と長期信頼性を支える高機能Oリング

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製品説明

PG25耐性Oリングは、AIデータセンターの水冷システムで使用されるプロピレングリコール系冷却水(PG25)に優れた耐性を持つ、EPDM(エチレンプロピレンゴム)製Oリングです。冷却回路内の不純物発生を防ぐ低溶出材や、軽量化を実現する樹脂配管対応材、安全性を高める高難燃材(UL94-V0相当)まで豊富なゴム材料をラインアップしています。

特長

  1. 長時間の浸漬でもほとんど劣化しないため、冷却配管の漏れを防ぎ長期信頼性を維持できます。
  2. 冷却水中への不純物の溶出を最小限に抑えるため、精密な冷却回路やフィルターの目詰まりを防げます。
  3. 樹脂素材への攻撃性を極力抑えているため、軽量な樹脂製継手・配管にも安心して使用いただけます。
  4. JISの標準規格品(P/G/Sシリーズ等)をラインアップしているため、設計期間を大幅に短縮できます。

特性

PG25耐性Oリングは、AIデータセンターなどの高度な液冷環境に対応するため、用途に合わせて最適化された4種類のEPDM(エチレンプロピレンゴム)材料(E116、E700、E227、E9407)を展開しています。
PG25耐性Oリングの常態物性(初期性能)として、ゴムの硬さはDuro-Aで70〜73の標準的な扱いやすい硬度を有しています。また、引っ張った際の強度を示す引張強さは最高21.1MPa(E700材)、切断に至るまでの伸び率は210%〜290%を記録。非常にしなやかで、優れた機械的強度とシール密着性を兼ね備えています。

また、AIデータセンターで重要な耐久性・信頼性指標である圧縮永久歪試験(Air中120℃×70時間)では、標準材(E116)で5%、耐樹脂材(E700)で6%という非常に低い歪み率を記録しており、長期間の圧縮状態でも元の形状へ復元する優れた弾力性とシール維持力(長寿命性)を発揮します。低温環境における柔軟性を評価する低温弾性試験(TR10)においても−44℃〜−49℃という優れた極低温特性を示しており、低温から高温まで幅広い温度域で安定した密封性能を有しています。

PG25耐性Oリングの最大の強みである冷却水PG25に対する耐薬品性能については、38℃のPG25液中に960時間(40日間)という長期間浸漬させる評価試験において、硬度変化が−2〜+3ポイント、体積変化率が−1.5〜+0.4%と極めて小さく、ほとんど膨潤や劣化を起こさない高い安定性を実証しています。

さらに、高難燃材料(E9407)はUL94規格のV-0相当を達成し、低溶出材料(E227)は冷却水への不純物混入を極小化するなど、お客様の冷却システム環境や配管材質に応じた最適な材料選択が可能です。


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※上記実測値は、保証値ではありません。

※対応可能なサイズは、NOKへお問い合わせください。

活用例

  • AIサーバー用液冷ユニットの内部シール、サーバーラック内冷却マニホールドおよびクイックディスコネクト(着脱継手)のシール部、AIデータセンター用冷却配管および樹脂製パイプ継手接合部、高密度実装サーバーおよび水冷チラーユニットの配管シール

製品ラインアップ

Oリングの特性を生かし、さらに機能性を付加したOリングを紹介します。


※「スペリア」はイーグル工業株式会社の登録商標です。(商標登録第4429645、4507667号)

※「KALREZ」、「KALREZ\カルレッツ」はDuPont de Nemours, Inc.の登録商標です。(商標登録第1579937、4146213号)