冷媒用Oリング
冷媒特性に優れ、次世代の冷媒ガスにも対応

製品説明
冷媒用OリングG2280はプロパンガスや二酸化炭素ガスなどの次世代の冷媒にも耐性のあるゴム材料で、低温性や耐油性にも優れています。
特長
- 耐低温性、耐冷媒性、耐冷凍機油性のすべてが優れたゴム材料を使用しています。
特性
冷媒用OリングG2280は、耐冷媒性、耐冷凍機油性、耐熱性、低温性に対してバランスが良いゴム材料です。自動車用冷媒(R-1234yf)、家庭用/業務用冷媒(R-32)などといった既存の冷媒ガスだけでなく、プロパン(R-290)、二酸化炭素(R-744)などといった次世代の冷媒ガスにも対応できる幅広い耐性を有しています。
また、ポリオールエステル油(POE油)やポリアルキレングリコール油(PAG油)といった主要な冷凍機油にも対応可能です。

従来材との物性比較

※PAG:ポリアルキレングリコール、 POE:ポリオールエステル
※備考: ◎ 耐性があります。
◯ 特定の場合を除いて耐性があります。
△ 特定の場合を除いて耐性がありません。
✕ 耐性がありません。
採用イメージ
- 空調機器(自動車用、家庭用、業務用)
- 冷凍機器
- 冷蔵機器
- 熱マネシステム(ヒートポンプ等)
製品ラインアップ
Oリングの特性を生かし、さらに機能性を付加したOリングを紹介します。
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薄膜表面処理Oリング
数ミクロンのコーティングで組み付け時の作業性を向上
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耐水素用Oリング
マイナス50℃以下の極低温でも長期間の密封が可能
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難燃性Oリング
難燃性EPDM材を使用し、UL94規格(燃焼性評価規格)のV-0に相当
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バイオマス材Oリング
バイオマス度30%を実現し、環境に配慮したゴムを使用
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冷媒用Oリング
冷媒特性に優れ、次世代の冷媒ガスに対応
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Oリング
圧縮することで生まれる反発力によって密封する環状ゴム