ウレタン製ダストシール
金属環なしで、高い耐ダストシール性と耐摩耗性を両立

製品説明
ウレタン素材の特性を活かし、耐ダストシール性と耐摩耗性を高めた製品です。
傷や異物の混入、摩耗による不具合を防ぎ、ウレタン単体でも屋外環境で安定した性能を発揮します。
特長
- ウレタン素材の採用により、ゴム製ダストシール(LBHK型)と比べて、耐ダストシール性および耐摩耗性が向上しています。
- 金属環付きダストシール(DKBI型)と同等の高い耐ダストシール性を備えています。
- 耐ダストシール性・耐摩耗性の向上により、ダスト環境が厳しい屋外でも機器の寿命向上に貢献します。
特性
ウレタン製ダストシール(LBIK型)はウレタン素材で構成することにより、ゴム製ダストシール(LBHK型)と比べて、大幅に耐ダストシール性が向上しました。また、従来の金属環付きダストシール(DKBI型)と同等の耐ダストシール性を有しています。さらに、耐ダストシール性をお求めの場合は改良型金属環付きダストシール(DKBZ型)をお勧めします。

評価結果
耐ダストシール性(泥水浸入試験)
所定の試験装置および試験条件にて、ダストの侵入量を評価しました。評価方法は、試験後のオイルを溶剤で希釈し、ダストと溶液を分離した後、溶液を蒸発させて残ったダスト量を測定する手法です。ウレタン製ダストシール(LBIK型)は、従来の金属環付きダストシール(DKBI型)と同等の耐ダストシール性を持ち、ゴム製ダストシール(LBHK型)と比較して約58%のダスト侵入量を低減させました。
泥水侵入試験後の摩耗量比較
リップ部にダストが入り込んだ状態でしゅう動すると、摩耗が発生します。ウレタン製ダストシール(LBIK型)は、ウレタン素材による耐ダストシール性の向上(ダスト侵入量の低減)により、ゴム製ダストシール(LBHK型)と比較して、ダストシールおよびロッドシールの摩耗を抑えることができます。
しゅう動試験
所定の試験装置および試験条件にて、起動抵抗およびしゅう動抵抗を評価しました。評価は、各速度における引き方向および押し方向の荷重と変位を測定する方法で行いました。その結果、ウレタン製ダストシール(LBIK型)は従来のゴム製ダストシール(LBHK型)に比べて起動抵抗・しゅう動抵抗がやや増加しましたが、金属環付きダストシール(DKBI型)および改良型金属環付きダストシール(DKBZ型)と同等の性能を示しました。
押し方向
引き方向
かき出し漏れ試験
所定の試験装置および試験条件にて、かき出し漏れを評価しました。評価は、各しゅう動距離における漏れ量を測定する方法で行いました。その結果、ウレタン製ダストシール(LBIK型)は従来のゴム製ダストシール(LBHK型)や金属環付きダストシール(DKBI型)および改良型金属環付きダストシール(DKBZ型)と同様に初期・長期共にかき出し漏れ性に問題が無いことを確認しました。
活用例
- コンバイン、パワーステアリング