浄水器用中空糸膜モジュール
孔径0.2μmの中空糸で、水中の微粒子、サビ、濁り成分を除去

特長
- NOK浄水器に採用している中空糸膜は孔径0.2μmであり、原水中のほとんどの微生物を阻止できます。
- 家庭向け浄水器用膜(MF)として、業界最大レベルの流量を実現しました。
- 独自に開発した疎水性膜(空気抜き用)との併用も可能で、エアーロック問題を解消できます。
特性
浄水器における中空糸膜の役割は、水中の微粒子、サビ、濁り成分の除去です。この中空糸膜はストロー状の多孔質体で、その多孔質壁を分離膜として用います。NOKではポリスルホン中空糸膜を採用したろ過膜を使用しています。膜孔径は0.2μmと業界最高水準を誇り、0.2μm以上の粒子を確実に捕捉します。
NOKの浄水器用中空糸膜モジュールは、この機能を最大限に発揮させるため、お客様の浄水器や整水器の設計にフレキシブルに対応したモジュール設計を行い、厳しい品質管理体制の下で製造された製品を供給しています。また、過去20年以上の実績をもとに、多種類の膜モジュールの生産を行っています。日本はもとより、米国、欧州、中国市場でも膜モジュールサプライヤーとしての地位を確立しています。

製品ラインアップ
NOKの浄水器用中空糸膜モジュールは、膜面積に応じて4タイプあります。
標準仕様以外にも、ご要望のサイズや特性に合わせたカスタム設計に対応します。

評価試験
JIS S3201 家庭用浄水器試験方法により、浄水器用中空糸膜モジュールの濁りろ過能力とろ過流量を評価しました。
濁りろ過能力
膜面積が大きくなるにつれて、対応できる通水量が増加し、流量も増加します。

ろ過流量
膜面積が大きくなるにつれて、小さい圧力でも多くの流量を確保することができます。

採用イメージ
- 家庭用浄水器