製品説明
酸素透過性のあるPDMSを底面に採用した細胞培養用マイクロプレートです。スフェロイドの形成・培養・イメージングをこの1枚で完結します。
※PDMS=polydimethylsiloxane、ポリジメチルシロキサン
※開発協力:横浜国立大学 福田研究室
特長
- PDMS採用により、既存ポリスチレン比で約500倍の酸素透過性を有します。
- スフェロイド形成に有効な立体的な底面形状をラインアップしています。
- 光学品質のガラスに匹敵する高透明度を持ち、そのままイメージング可能です。
- ANSI/SBS規格に準拠しているため、既存のマイクロプレート用の装置・器具を使用可能です。
特性
酸素透過性細胞培養プレートは、プレートの底面にポリスチレン比約500倍の酸素透過性を有し、光学品質の高透明度と低自家蛍光のPDMSを採用しています。PDMSの採用により、培養速度の向上だけでなく、従来では培養困難であった大きなサイズのスフェロイド培養の実現に期待できます。
また、PDMSの微細成形技術により、スフェロイド形成に有効な立体的な底面形状を実現しています。フォーマットは96ウェル×底面形状3種類(フラット・ラウンド(丸底)・ディンプル)をラインアップしています。ディンプルタイプは1ウェルに7個のキャビティがあり、均一なサイズのスフェロイドの複数形成が可能です。


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フラットタイプ -
ラウンドタイプ -
ディンプルタイプ
製品形状
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ANSI/SBS規格に基づいた標準的なフットプリント形状で、従来のプレート用の装置・器具が使用可能です。
細胞非接着コーティング等の表面処理については個別にお問合せ下さい。
販売形態
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販売単位は1個で、ポリ袋に包装して販売しております。
包装仕様イメージ
採用イメージ
- 細胞培養(毛包原基のスフェロイド)