ロケットターボポンプ用メカニカルシール


極低温から高温・高圧の極限環境を制する、宇宙品質の高信頼・高耐久メカニカルシール

shock-absorber-solenoid-valve_th2.png

製品説明

イーグル工業のロケットターボポンプ用メカニカルシールは、液体燃料ロケットのターボポンプ用に開発された高度なメカニカルシールです。1974年に世界最少の漏れ量を誇る液体水素シールとして開発され、極低温の液体推進薬と500〜700℃の高温駆動ガスが隣接する過酷な環境下において、高速回転軸からの流体漏洩を確実に防ぎ、エンジンの爆発の危険を回避する重要な役割を担っています。

特長

  1. 極低温から高温・高圧まで対応する高信頼シール技術により、推進剤の漏洩を防止します。
  2. ロケットエンジンの性能向上とミッション成功を支える高い安全性を実現します。

特性

ロケットエンジンの心臓部であるターボポンプは、極低温の推進薬(液体酸素や液体水素)を数万回転という猛烈な速度で200〜400気圧に加圧し、燃焼室へ大量に送り込む重要な装置です。この強力なポンプは、500〜700℃の高温ガスでタービンを駆動させ、その回転力を動力とする構造を持っています。この精密なメカニズムにおいて、イーグル工業のロケットターボポンプ用メカニカルシールは機体の安全を担保する極めて重要な役割を担っています。

ポンプ内部では、500〜700℃に達するタービン駆動ガスと極低温の推進薬が、同じ高速回転軸上でわずかな隙間を隔てて隣接しています。万が一これらが接触して混ざり合えば、瞬時に大爆発を引き起こす非常に危険な状態にあります。メカニカルシールは、この極端な温度差と最大400気圧の高圧という極限条件下において、流体の漏洩を確実に防ぎます。

また、数万回転という超高速回転に伴う摩擦への対応として、高度な流体制御によって接触面をわずかに浮かせて摩耗を防ぐ技術が組み込まれています。さらに、打ち上げ時に発生する激しい振動にも動じず、常に一定のシール性能を維持する強固な耐振性も備えています。こうした極限状況下でも部品が劣化しない卓越した技術で、ロケットの安全な打ち上げに貢献します。

活用例

  • ロケットエンジンのターボポンプ

お問い合わせ