ウォーターポンプ用
低トルクテクスチャメカニカルシール
「GlideX」-WPS
組込み容易な一体構造で、低トルクと高密封性でウォーターポンプの高効率化に貢献

製品説明
イーグル工業のウォーターポンプ用低トルクテクスチャメカニカルシール「GlideX」-WPSは、表面テクスチャリング技術を採用することで、低トルクと高い密封性という相反する性能を両立した、テクスチャメカニカルシールです。回転時には摺動面を非接触状態とする設計により、低トルクでありながら優れた耐摩耗性を実現しています。構造は当社従来品を踏襲しつつ、回転側と固定側の部品を金属プレス製の内筒(スリーブ)を介して一体化しました。これにより、機器への組み付けが容易になるとともに、しゅう動面を保護することで高い信頼性を確保しています。
特長
- 従来の当社製品と比べて、トルクを90%以上削減できる設計により、回転時の負荷が大幅に低くなります。
- 機器への組込みが簡単な一体構造を採用しており、装置への取り付け作業がよりスムーズになります。
特性
ウォーターポンプ用低トルクテクスチャメカニカルシール「GlideX」-WPSは、ウォーターポンプ用として設計された一体構造のメカニカルシールです。回転側と固定側の部品を、金属プレス製の内筒(スリーブ)を介して一体化することで、部品点数を抑え、機器への組み付けを容易にしています。この構造により、組付け時の位置ずれを防ぎ、安定したシール性能を発揮します。
シールのしゅう動面には、正圧発生用、負圧発生用として2種類の表面テクスチャリング技術が施されています。回転中、正圧発生用の表面テクスチャリング技術により、しゅう動面の間に冷却水の薄い流体膜を形成します。この流体膜によってしゅう動面は非接触状態となり、シール摺動面の摩擦や摩耗を大幅に抑えることができます。一方で負圧発生用の表面テクスチャリング技術により、機器内から外部へ漏れようとする冷却水を吸入することで漏れを確実に防ぎます。
流体膜による非接触状態により、シール部の発熱が抑えられ、低トルクで安定した機器の運転が可能となります。ウォーターポンプ用低トルクテクスチャメカニカルシール「GlideX」-WPSは、しゅう動面の非接触状態と、漏れようとする流体の吸入を最適化することで、ウォーターポンプの高効率化と長寿命化に貢献します。



※上記値は一例です。ご検討にあたってはイーグル工業へご相談ください。
評価試験
摩擦係数測定試験
ウォーターポンプ用低トルクテクスチャメカニカルシール「GlideX」-WPSのしゅう動面には独自の表面テクスチャリング技術が施されており、回転に伴って冷却水を効率よく引き込み、安定した流体膜を形成します。周速が上がるにつれて膜厚は増加し、しゅう動面は非接触状態へ移行するため、摩擦や摩耗が大幅に低減されます。
この流体膜の形成により軸受特性数が高まり、潤滑状態は境界潤滑から流体潤滑へと移行します。その結果、摩擦係数は低下し、低トルクで安定した運転が可能となります。この独自の表面テクスチャリング技術により、低トルクと高い密封性という相反する性能を両立し、従来製品と比べてトルクを90%以上低減します。

活用例
- 自動車・二輪のエンジン冷却用ウォーターポンプ
※GlideXはイーグル工業株式会社の登録商標です。