コンプレッサバルブ
金型設計・製作から量産まで一貫対応

特長
- バルブの素材、形状、板厚などの評価用(試作品)は、金型製作が不要な工法にてバルブの提供が可能です。
- プレス加工後のワークエッジに残留する引張応力をバレル研磨機を用いて除去し、応力集中源をなくすことで、疲労寿命を延ばすことが可能です。
- プレス金型を社内で製作しているため、金型設計・製作から量産までの一貫対応が可能です。
特性
コンプレッサバルブは、カーエアコンやルームエアコン、冷凍機、冷蔵庫などに使用されるコンプレッサの冷媒の流れる方向をコントロールするバルブです。サクションバルブやディスチャージバルブなどの単体加工部品、各種特殊精密機械の加工製品があります。
NOKでは、精密プレス加工、バレル研磨加工、平面研削加工を駆使し、主にサクションバルブ、ディスチャージバルブ、バルブサポート、バルブプレートの単体加工部品および各種特殊精密機械の加工商品を製作しています。また、関連製品として、コンプレッサに内蔵されているオイルストレーナーや流量調整弁などのアッセンブリも行っています。
さらに、コンプレッサ(圧縮機)に使用されるバルブ(弁)は心臓部に相当し、気密性や高耐久性が求められます。そのため、NOKのコンプレッサバルブでは専用の弁用焼入鋼を使用しています。また、高い曲げ疲労強度と衝撃疲労強度を有し、材料の靭性が高いため、割れにくい特性を持っています。さらに、仕様用途に応じた耐熱性や耐食性の機械的性質を兼ね備えた材料を使用しています。

採用イメージ
- カーエアコン
- ルームエアコン
- 冷凍機
- 冷蔵庫
お問い合わせ
製品の詳細は昭和機器工業株式会社のWebサイトをご覧ください。