バンプストッパー
車両の操縦を安定させ、乗り心地を向上

製品説明
NOKのバンプストッパーは、自動車やオートバイなどのサスペンションに用いられるダンパー(ショックアブソーバ)に装着され、車両の操縦安定性や乗り心地の向上に貢献する製品です。なお、バンプストッパーは、バンプラバー、ストッパーラバーなどとも呼ばれています。
特長
- NOK独自開発の高耐久性発泡ポリウレタン材料の採用により、衝撃吸収性と振動緩和性能に優れています。
- 独立気泡構造により吸水を抑えることで、湿度の高い環境下でも安定した性能を維持します。
- 形状や発泡密度の最適化に加え、樹脂リングの設定により、用途に応じた荷重特性のカスタマイズが可能です。
特性
材料特性
NOKのバンプストッパーで使用する発泡ポリウレタン「アイアンセルバー」※(U704S)は連続気泡の他社品と比べて、厚いスキン層と高い独立発泡性により、吸水性に優れています。
※「アイアンセルバー」はNOKの登録商標です。(商標登録1273344、2190796号)

圧縮特性
発泡ポリウレタン「アイアンセルバー」は、天然ゴムに比べ、縮んだ時に急激なショックを感じることが少なく、乗り心地の向上が得られます。また、許容たわみ量が天然ゴムに比べて大きいので、取付長さを短くすることが可能です。

圧縮状態
高い圧縮率でもはみ出しが少なく、耐久性に優れています。

基本構造
NOKのバンプストッパーは、発泡ポリウレタン「アイアンセルバー」をばね形状に成形したものです。発泡ウレタン単体のもの以外に、樹脂リングやダストカバーを取り付けたものも用意しています。

評価結果
市場走行評価
NOKバンプストッパーの荷重特性は、市場走行10万kmおよび14万km後においても、新品から大きな変化はありません。

荷重特性の調整
NOKバンプストッパーは、製品密度や製品ボリュームおよび樹脂リングの設定により荷重特性の調整が可能です。NOKではお客様の要求性能、使用環境に応じた製品仕様を提案させていただきます。

FEM解析
FEM解析により、高応力箇所を予測することで、耐久性を考慮した形状検討が可能です。実際に、対策前では、解析による高応力予測箇所に亀裂が発生し、5万回で破損しました。一方、対策後においては、応力を分散することで30万回の耐久性を達成しました。
- 製品仕様:外径φ65、長さ120, U704S
- 試験条件:5.4kN, 1Hz (圧縮率70%)

活用例
- 自動車サスペンション